World Traveling Udon Maker's blog 世界を旅するうどん屋のブログ

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死ぬ迄にやっとくこと

色々な論はあるのはわかっているけど、今の私の論で言うとやはり生きるモチベーションは「生きている実感」を出来るだけ感じることなのかなーと思う。「生きてんなー」と感じる瞬間が、多くはないけど私の人生にも何回かあって、それってよくよく考えるととっても気持ちよくて有り難くて、それを重ねることが人生なのかなと思う。色々なタイミングで思うんだけど、例えばバイクで自然の中で駆け抜けてる時とか、恋愛をしてウキウキしてる瞬間とか、人にありがたがられた時とか、青い空を見た時とか・・・ざっと思うとこんな時が、その「生きてんなー」と感じる瞬間なわけだけど、結局の所それを求めて今後も行くしかないと思う。つまりはそれって全てではないんだけど、自分がやりたかったなーとか思ってたことをやってる時で。(あとは自然とか日常かな〜。)だから、これからもそういうやりたいことをやっていくことで生きるモチベーション高めていくことになるとおもうんだけど、その中でも純度の高い物から順にやってくべきなのかもしれない。人はいつ死ぬかわからないので、明日死ぬとは言わずとも来週、来月死ぬくらいの感覚で生きて行こうと思う。死ぬタイミングがいつ来ても「あん時こうしとけばよかったなー」はどっちにしろあるはずなので、これはもう考えても仕方ない。出来る限りそう思わないように、好きの純度の高い物からやっとくしかない。正直、もう「やりたいことをやる」ゲームには飽きている。幸せなことにやりたいことをいっつもやらさせて頂いている。今後60年近く続くのではないかと思われる長い時間を現時点から眺めて、いたたまれない気持ちになることがある。早く死にたいとは思わないが、人生というのは意外と長いなとよく思う。こんな感じできっと人生は続いて行くと思うので、確固たる生きる理由が欲しい物だが、私には絶対的に守らなければやっていけないような、所謂我が子のような存在もいないので、生きる上で使命のようなものもない。ふと考えてみて、もしかしたら誰にでもある使命ではあるかもしれないのだが、「これまで幸せな人生を過ごさせて頂く上で、様々なサポートをして頂いた方々に感謝の意を伝える」というのは生きる意味になるかなと思った。私をここまで育ててくれた人々、幸せな気持ちにさせてくれた人々が、パッと認識できる範囲でも沢山おり、その人たちに感謝の意は伝えたいなと思う。きっとその手法でベストなのは、楽しく、幸せに生きて、たまには私の顔を見せることなんだろうなと思う。つまり、私の選択肢は生きること、という逆説的な結果になってしまう。

 

じぇいこぶみたいになりたい

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僕は中学と高校の時はアメリカにいたんですけど、その時の友達でじぇいこぶというアジア系アメリカ人の友達がいました。かれこれ日本に戻って来てから僕は7年〜8年くらい経ってる気がするんですけど、先日じぇいこぶから連絡がきました。元気か?的な。

 

彼はアメリカにいて、僕は日本にいるので、距離的にも離れているし、高校卒業から会ってないので時間は何年も経っているのに、こうやってフランクに「元気か?」的な連絡出来る人を尊敬します。結構こういう連絡する側というのは、「俺なんか忘れられてるんじゃないか?」とか何してるのか気になれるけどまあいいやみたいになったりしがちな気がするんですけど、こういうのをマメというのかなんなのかはわかりませんが、単純にいい奴だな〜って思いますよね。僕は相手によってはためらったりしてしまうタイプです。

 

こういうことを出来る人って他にも僕の知り合いにいるんですけど、大抵とても愛嬌があって、人から慕われてる人な気がします。実際、高校の頃アメリカに行った時の僕の経験ですが、アメリカなので色んな人種の人がいますが、アジア人は現地生まれの人も、そうでない人も大体ナイスでフレンドリーです。僕と似たような顔してるからなのか、国民性なのかわかりませんが、国問わずアジア人はアメリカに来たばかりの僕にとても優しく接してくれました。もちろん人種問わず優しい人は優しいのですが、全体で見るとアジア系の人にそういう人が多かったかなーと思います。アメリカなので白人がマジョリティでしたが、その中でアジア系コミュニティーがマイノリティだから結束が強いのかもしれないし、自分自身もどこかで外から新しいコミュニティに入るという経験があって、同類に優しく接することが出来るのかもしれません。根本的な理由はわかりませんが、そんなじぇいこぶは当時からやっぱり新参者の僕に優しく接してくれた印象が強く残っています。

 

いずれにせよ、こうやって僕も気になる人がいたら、気兼ねなくさらっと声かけられる人になりたいです。かなり久しぶりの人にさらっと声をかけるとか、間違いなく相手をいやな気持ちにさせることもないだろうし、ただただ人間的にほっこりします。僕はほっこりしました。僕もじぇいこぶみたいになりたい。

 

 

*1:黒部ダムとかの先にある雷鳥沢キャンプ場でテント張った時