World Traveling Udon Maker's blog 世界を旅するうどん屋のブログ

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自分のスタンスを公表することって大事だなってお話

 
6月は10日間ぶっ通しで行われるインド発祥のヴィパッサナーという瞑想修行をしてまいります。一見危なそうですが危なくない修行です。いずれにせよご存知の通り私危ない人なので皆さんも別に驚かないでしょう。どうやら誰の目も見ることなく、誰とも話すことなく過ごす10日間になりそうです。こんな時間はこれまでの人生でなかったはずなので、楽しみです。
 
全然関係ないのですが、「自分のスタンス/考え方/趣向などを公表すること」って非常に大事なんじゃないかということについて書きます。つまり自分の特技、思考の仕方、弱点などなど「自分の全てをオープンにすること」です。自己開示です。なぜ大事かなんですが、そうすることで「人間関係が最適化出来る」と思うからです。これまでの人生振り返ってみると、自分にとって刺激的だったり、大げさですが人生の転機となった時って、だいたいいつも人からの言葉だったり、行動だったりっていう人からの影響があったなーと。そうなると人との関わり方って凄く大事な気がしまして。というかそうでなくても人との関わりは大事だとは思うのですが、これまでの自分がやっていた人との関わり方では、これから60年以上は事故や病気にならなければ続くであろう人生をベストクオリティーで過ごせんなと思い始めました。
 
人との付き合い方というと、大きく分けると既に仲の良い人と、これから出会う新規の人の、2パターンに大きく分けると分かれるのかなと思います。で、自分のスタンスを公表することは両パターンにおいて大事だと。例えば既に仲の良い友達のケースですが、人間は多面的であるので、よくよく考えてみると友人Aと会うときの自分と、友人Bと会うときの自分ってキャラクターとかノリとか違うなということがよくあります。超おおまかにいえば、Aからすると僕は真面目な人という印象、Bから見ると僕はチャラい人なんだとしますが、僕からすると僕は真面目である自分もいるし、チャラい自分もいるわけです。既存の友人といっても色々なタイプ、カテゴリー、状態の人がいると思うのですが、基本的に僕はもっと親密になりたいという気持ちがあるので、真面目な僕しかしらないAにはチャラい僕も知ってもらいたいし、Bには真面目な僕も知ってもらいたい。そうすることで親密になれるかどうかは置いておいて、人は誰しも多面的だと思っているので、これまで知らなかったその人の側面を知ることで、よりその人の理解が深まり、距離も近づくのではないかと考えています。まーそうした方が僕としても楽です。いちいちキャラかえなくてよいので。無意識下で変化させてるので特に大変ではないのですが。
 
また、新規の人にも同じ要領でスタンスを公表すると良いと思っています。初めて会った人に、僕は「音楽が好き」という情報が伝わるより、音楽が好きで、結婚もしているという情報が伝わった方が、「僕」という人間がクリアになり、「この人はこういう人なんだー」という風に距離が縮まると思います。ナンパのときとかもそうですが、基本的に目の前にいる人と一緒にいられる時間は限られています。その中で、「どれだけ多角的な自分を見せられるか」によって相手への理解が深まり、距離が縮まり、絆が強くなります。
 
このブログやSNSもその要領でやっているようなもんです。リアル、つまりオフラインでの日常生活で生まれる人との出会いには限りがあります。今の時代せっかくネットというツールがあるなら、オンライン上でも僕という人間がどういうことを趣味とし、どういう考えたかをし、どういう風に生きているかをしって頂ければ面白い出会いやなんやがあるんじゃないかと思った訳です。実際にTwitter経由で知り合った人に会ってめちゃくちゃ面白い人もいましたし、出会い系アプリで会ったこともありますし、面白いブログを書いている人を知って京都まで深夜バスにのって会いに行ったことがありました。凝り固まった考え方で、塞ぎ込んでても人生に広がりでないし、面白い人とのつながりのためならある程度のリスクも仕方ないと思います。というか今時オンライン上で自分を語ることはリスクではありますが、そこもモラルを持ちつつ楽しもうぜっていう風潮だし、若いもんがそんなんにビビっててもしゃーないし。Twitterの使い方もそれぞれですけど、基本的には鍵はとっちゃったほうが面白くなるんじゃないかなとは思いますね。
 
話がそれましたが、自分のスタンスを公表することが人間関係を最適化出来るもう一つの理由ですが、自分から先手で自己開示することで、相手も自己開示してくれやすくなるからです。そうすればお互い自分をさらけだし親密性が高まる。コミュニケーションは基本先手である方が良いと思います。先にいってもらえると、自分も言いやすくなるという人間の性質があると思います。
 
とまー色々書きましたが、よくこの話は友達とかにはするのですが、文字にすると全然まとまらんですねー。とにかく重要やねん!っていう自分の中では落とし込めてるけど、人に表現し伝達することは難しいということなのでしょう。疲れたのでまたいつかこういう感じのこと書きます。

 

自分のレイヤーで生きれば皆楽なんじゃないかというお話


aiko ラルクのPiecesを歌う - YouTube

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佐賀空港から成田に向かう飛行機の中です。原付で日本のどっかをふらふらする旅という名の暇つぶしをしていましたが、失業認定日が近づいてるので帰るとします。原付はおきっぱなのでまたちょっとしたら帰ります。
 
前書いてから時間が経ちましたが、僕の考え方もだいぶかわった気がします。会社を辞めてみるとやっぱり圧倒的多数とは違う生活をすることになるので、やっぱり考えることも多くなるし、機会も増えます。個人的には今の自分が全人生で一番魅力的だと感じているし、これまでもそういう時期はあったけど、そうじゃなかった時期もあったので今の状態になれてよかったです。
 
「世界を変えるより、自分が変わる方が早い」と誰かが言っていた気がしますが、本当にそうだと思います。日本のいわゆる体育会系のノリだったり、よくわからんやりづらい文化だったりってのはこれからもあんまり変わらないと思います。少しずつは変わるのですが、根本的に変わるのには時間がかかるし、その前に僕の人生が終わるので、だったら僕自身が物事を選択し、変わって行く必要があると思うのです。例えば、今回のふらふらを通じて、いわゆる東京あたりの感覚と、いわゆる地方の感覚は違うなーと感じましたが、東京の雰囲気が自分には合わないと思うのなら、それは東京をかえようと頑張るのではなく、自分が東京を出るべきだなと。自分の環境は自分で選ぶ。ぐちぐち東京に居心地の悪さについて文句いってもしょうがないし。と、東京を愚痴る友人を見ていて思いました。東京にだってプロコンがあり、地方にだってプロコンがある。そもそも東京と地方の二元論もおかしいなと今回のふらふらを通じてより思いました。
 
さらに言えば、自分の居心地の良い環境を求めるならば「自分のレイヤーを作りその中で生きる」と心地良いと思います。つまり、社会の常識にとらわれず、自分だけの常識を構築する。こういうと危ない人みたいですが、僕が意味しているのはもっと平凡なもので、その地の法律とか基本的なルールにはのっとるが、細かいめんどくさいことに関しては自分のルールで生きればいんじゃないかということ。簡単な例で言うと強盗しろとか、犯罪してもいいとか言っているのではなく、その辺は当然のこととしてルールを守り、働くときはスーツを着る、みたいなところは自分のスタイルを持つということです。その代わり、時代が変わって来ているとはいえ、人からの反感を買うこともあるでしょう。ただ、それはしょうがないと捉える精神力も必要なわけですが。まーこんなことを言えるのは僕の今の立場あってのことだとも思うんですけど、いわゆる普通の社会人でもにたようなことが言えると思います。どんだけ反感を買ったり、指摘されようと聞かず、自分ワールドをつくり、会社の中で「あの人はそういう人だ」ブランドを作る、そうすればまあまあ居心地は良くなるんじゃないでしょうか。
 
そうすれば究極場所とか環境にとらわれずに生活できますね。ただ、とはいえ上記のような状態でハイパー居心地が良いかというとそうでもないはずなので、ある程度の自分にとって理想に近い実環境というのは必要なのでしょう。なので、僕はオーストラリアにでもいこうかとおもっています。laid backカルチャーをもとめて。