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旅するうどん屋のうんたらかんたら

できるだけ人が興味を持たないことを、一切無理する事なく書き続けてます

考えても仕方ないことを考えないこと

考えたら辛くなるような事が人生にはよくある。胸が苦しくなって、思い出したくもない、みたいなことが私の人生にですらある。そういうことにはこれまで徹底的に向き合って、というか正確には向き合ってしまう自分がいて、対面してきたんだけど、そういうものからは一時的に目を背けるというのは大事なことなのではないかと最近思う。その事件が起こって自分が辛い経験をした当時というのは想像以上に視界が狭くなっており、感傷的というか、痛みに浸っている自分がいるという事を、時間が経過してから気付くという経験を何度もしたことがある。そう思うと、その事件が起こった当時はそれにしかどうしても目がいかなくなってしまうような目を持っているけど、時間が経てばもう少し俯瞰して、冷静に見る事が出来るので、とりあえずその時点では「考えない事」が大事な気がして来た。これはこれ迄の私の考え方だと、「逃げ」だと捉えてきたが、これは逃げではなく、快適に生きるために必要なスキルだ。スマートな手段だと思う。ただ、スマートが過ぎると、少し悲しい。こういう、感情の起伏のバランスを取る事は、痛みを和らげる事に必要な技術だが、あまり極端に巧くなりたくないなと思う、逆説的である。